1thって何?英語として正しいの?
1thは英語に存在するのか?
結論から言うと、「1th」という表現は英語としては誤りです。
英語には「序数(順番を表す数)」というものがあり、「1番目」は「1st(first)」と書きます。「1th」は文法上のルールに反しているため、ネイティブスピーカーにとっては明らかに間違った表現になります。
この間違いは、日本語と英語の感覚の違いから生まれます。日本語では「1番目」「1歳」「1日」などと表現しますが、英語では「1st」「first」という特別な形が使われるのです。
なぜ「th」がついてしまうのか
多くの人が、「4th」「5th」などの影響で、「th」がどの数字にもつくと思い込んでしまいます。特に、「th」が一般的な序数の語尾として定着しているため、無意識に「1th」「2th」などと書いてしまうのです。
しかし実際は、1・2・3のときは特別ルールが存在します。これを知らないと、「1th」「2th」「3th」などの間違いが起こります。
ネイティブは「1th」を使うのか
ネイティブの英語話者は絶対に「1th」を使いません。英語圏では、これは初歩的なミスとされ、学校教育でも序数はしっかりと教えられる基本知識です。
そのため、SNSやメールで「1th」と書くと、場合によっては**「教養がない」と思われてしまうこともあります**。
「1th」をSNSやカードで見かける理由
日本国内では、SNSの投稿やバースデーカード、ショップのキャンペーンなどで「1th Anniversary」と表記しているのを見かけることがあります。これは、英語に不慣れな人が間違って使ってしまっているケースがほとんどです。
中にはデザインとして英語風に見せたいだけで「1th」を使っている場合もありますが、それでもネイティブが見たらすぐに気づきます。
「1th」を使うとどう見られる?
「1th」と書くと、英語に詳しい人や海外の人からは**「あ、この人英語苦手なんだな…」**と見られてしまう可能性があります。ビジネスや公の場でこのようなミスをすると、信頼を損なう原因にもなりかねません。
一方で、「英語ってややこしいよね」と共感してもらえることもありますが、基本的には避けたいミスです。自信を持って表現したいなら、「1th」ではなく「1st(first)」を正しく使うようにしましょう。
「1th」「2th」「3th」「4th」は全部間違い?それとも一部OK?
「1th」「2th」「3th」「4th」は全部間違い?誤解されがちな序数の一覧
英語の序数は、「順番」を表すときに使う形で、数字の後に「st」「nd」「rd」「th」などがつきます。以下に基本的な形を整理しましょう:
数字 | 正しい序数 | 読み方 |
1 | 1st | first |
2 | 2nd | second |
3 | 3rd | third |
4 | 4th | fourth |
5 | 5th | fifth |
このように、「1th」「2th」「3th」は間違いです。正しくはそれぞれ「1st」「2nd」「3rd」となります。「4th」は正しいので要注意!
「2th」「3th」などもNGなの?
はい、「2th」「3th」も間違いです。
「2番目」は「2nd(second)」
「3番目」は「3rd(third)」と、特別な形になります。
これらは英語の中でも「不規則変化」と呼ばれるもので、単純に数字に「th」をつければいいというわけではありません。むしろ、特に覚えておくべき重要ポイントなんです。
「4th」は正解って本当?
その通りです!
「4th」は正しい英語表現です。読み方は「フォース(fourth)」。
これは、1・2・3とは違い、ルール通り「th」をつける通常のパターンになります。このあたりから「数字+th」でOKになっていきます。
【ポイント】
- 1 → 1st
- 2 → 2nd
- 3 → 3rd
- 4以降 → 基本的に「th」でOK!
ただし、後述の例外にも注意が必要です。
thのルールと例外を整理しよう
以下に、英語の序数ルールを分かりやすくまとめます:
基本ルール:
- 1 → 1st(st)
- 2 → 2nd(nd)
- 3 → 3rd(rd)
- それ以外 → th をつける(例:4th, 5th, 6th, …)
例外ルール:
- 11, 12, 13 → 本来は 1,2,3 で終わるが → 11th, 12th, 13th
→ 「th」が使われるのは語尾ではなく数字全体で決まるから!
つまり「21」なら「21st」、「22」なら「22nd」など語尾の数字を見て決めますが、11〜13だけは例外なんです。
間違いやすい理由と回避法
よくある間違い:
- 1th Anniversary(正:1st Anniversary)
- 2th Birthday(正:2nd Birthday)
- 3th Day(正:3rd Day)
回避のためのコツ:
- 「1〜3」は特別ルールと覚える
- 11〜13だけは「th」ルールに注意
- 書く前に「読み方(first, second…)」を声に出すと間違いに気づきやすい
ちょっとした意識で、ミスは防げます!
「1st」「2nd」「3rd」「4th」ってどう使う?正しい序数の表記ルール
st・nd・rd・th の使い分け
英語の序数は、「順番」や「何回目」を表すときに使われます。
数字の後ろに st / nd / rd / th を付けるルールは、以下の通りです。
数字の末尾 | 表記 | 例 |
1 | st | 1st → first |
2 | nd | 2nd → second |
3 | rd | 3rd → third |
4以降 | th | 4th → fourth |
ただし、「11」「12」「13」などは例外で、語尾が1〜3でも「th」を使います。
これは非常に間違いやすいので注意!
序数の基礎ルール(英語文法)
序数は通常、次のような場面で使います:
- 日付(例:October 3rd → 10月3日)
- 順位(例:He came in 1st. → 彼は1位だった)
- 年齢や回数(例:Her 1st birthday → 彼女の1歳の誕生日)
- 記念日(例:Our 5th anniversary → 私たちの5周年)
序数は単なる数字ではなく、「順番・回数」を表す重要な表現です。
そのため、正しく使わないと意味がまったく伝わらなくなることもあります。
11th・12th・13thの例外パターン
ここが多くの人が間違えるポイントです。
数字 | 誤りがち | 正解 |
11 | 11st | 11th |
12 | 12nd | 12th |
13 | 13rd | 13th |
「11」「12」「13」は例外で、末尾の数字が1, 2, 3でも「th」が正解です。
語尾の数字だけを見るのではなく、数全体(11,12,13)を見て判断することが大切です。
曜日・日付での使い方の違い
英語では、日付にも序数が使われます。
- October 1st → 10月1日
- February 2nd → 2月2日
- March 3rd → 3月3日
- April 4th → 4月4日
読み方も気をつけましょう。
表記 | 読み方 |
1st | the first |
2nd | the second |
3rd | the third |
4th | the fourth |
“the” を前につけるのが自然な英語の読み方です。これは試験や英会話でも重要なポイントです。
読み方(発音)もあわせて覚えよう
序数 | 読み方 |
1st | ファースト |
2nd | セカンド |
3rd | サード |
4th | フォース |
5th | フィフス |
6th | シックスス |
7th | セブンス |
英語では、読み方と書き方が一致しないこともあるので、視覚と聴覚の両方で覚えるのがコツです。
スマホで発音を確認できる辞書アプリなども活用すると、正しい使い方が自然に身につきますよ!
英語で「1周年」「1歳」「1日」などを正しく表すには?
「1周年」は「1th anniversary」でいいの?
結論から言うと、「1th anniversary」は間違いです。
英語では、「1周年」は「1st anniversary」または「first anniversary」が正解です。
「1th」は存在しない序数であり、「anniversary」と一緒に使うのは文法的に誤りとなります。
例:
- ❌ 1th anniversary(誤り)
- ✅ 1st anniversary(正解)
- ✅ first anniversary(文章によってはこちらの方が自然)
ネイティブにとって「1th」は不自然であり、違和感があります。間違って使ってしまうと、英語が苦手な人と思われる可能性があるので注意しましょう。
正しいのは「first anniversary」or「1st」?
どちらも正しいですが、使い分けがあります。
- 文章やフォーマルな場面: first anniversary
- 数字を使った短い表現やデザイン: 1st anniversary
使用例:
- We are celebrating our first anniversary today.(フォーマル)
- Happy 1st anniversary!(カジュアル、SNSやカード)
どちらを使っても意味は通じますが、場面に応じて選ぶとより自然な表現になります。
「1歳」は英語でどう表す?
「1歳」は英語で「1 year old」または「first birthday」と表現します。
- She is 1 year old.(彼女は1歳です)
- Today is her first birthday.(今日は彼女の1歳の誕生日です)
間違って「1th birthday」と書いてしまうと、ネイティブには通じにくくなります。
【正しい表現】
- ✅ 1 year old
- ✅ first birthday
【間違い例】
- ❌ 1th birthday
「1日」「1ヶ月」など日付の正しい表記
日付に関しても「1th」は使いません。
英語で「1日」と言いたいときは「the 1st」または「first」を使います。
- January 1st(1月1日)
- the first of January(よりフォーマル)
また、「1ヶ月」は「one month」または「a month」と表現します。こちらには序数は使いません。
カードやSNS投稿での自然な言い方例
🎂 誕生日
- ❌ Happy 1th Birthday
- ✅ Happy 1st Birthday
- ✅ Wishing you a happy first birthday!
💍 結婚記念日
- ❌ Happy 1th Anniversary
- ✅ Happy 1st Anniversary
- ✅ Cheers to our first year together!
🎉 記念日
- ❌ 1th Celebration
- ✅ First Celebration
- ✅ Celebrating our 1st milestone!
カードやSNSでは、表記が短くても自然で正しいことが大切です。数字に「th」を何でもつけるのは避けて、その数字に合った序数表現を使うことを意識しましょう。
これでもう間違えない!英語の序数表記まとめと覚え方のコツ
thとstの違い、覚え方のポイント
英語の序数表記は一見ややこしく見えますが、パターンを覚えてしまえばとてもシンプルです。
基本ルールを覚えておくと、すぐに正しい表現が使えるようになります。
数字 | 正しい序数 | 発音 |
1 | 1st | ファースト(first) |
2 | 2nd | セカンド(second) |
3 | 3rd | サード(third) |
4 | 4th | フォース(fourth) |
【覚え方のコツ】
- 1stはfirstの「st」 → 最初(start)の「st」と覚える
- 2ndはsecondの「nd」 → secondの語尾と同じ
- 3rdはthirdの「rd」 → thirdの語尾と同じ
- 4以降はthが基本 → それ以降の数はthで統一
子どもにも教えやすい序数の覚え方
子どもにもわかりやすく教えるなら、絵や図を使って順番を表すと理解が早いです。
例えば:
- 1番目 → 金メダル 🥇 → 1st
- 2番目 → 銀メダル 🥈 → 2nd
- 3番目 → 銅メダル 🥉 → 3rd
- 4番目以降 → 他の選手 → 4th, 5th, 6th…
また、歌にして覚える方法や、フラッシュカードを使う方法もおすすめです。
よくある間違いとNG例まとめ
間違った表現 | 正しい表現 | 理由 |
1th | 1st | 1番目は例外で「st」使用 |
2th | 2nd | 2番目は「nd」 |
3th | 3rd | 3番目は「rd」 |
11st | 11th | 11〜13は例外で「th」使用 |
1th anniversary | 1st anniversary | 「1th」は誤り |
1th birthday | 1st birthday | 「1歳の誕生日」は1st |
英語表記で恥をかかないための心得
- 表記する前に「first」「second」と心の中で読む
- **「1〜3」は特別、「11〜13」は例外」**を忘れない
- SNS投稿前やカードを書く前に一度ネットで確認する
- デザインよりも正しい表現を優先
英語の見た目がオシャレでも、間違っていたら意味がないどころか、信頼を失うことさえあります。
誤用しがちな表現ランキング
- 1th anniversary(1周年の誤記)
- 2th birthday(2歳の誕生日)
- 3th prize(3位の賞)
- 11st(11番目の間違い表記)
- 21th(21stが正解)
まとめて暗記ポイント:
「1=st」「2=nd」「3=rd」「それ以外=th」
ただし「11~13」は全部「th」!
これだけで、ほとんどの序数表記が一発で解決できます。
これで英語の序数表記は完璧です!
もう「1th」や「2th」で迷うことはありません。
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